新型コロナウイルスの影響で帰省の自粛が呼びかけられる中、年の瀬を迎えた29日、例年なら帰省ラッシュで混み合う駅や高速道路などは閑散としていた。
この日の午前、JR新大阪駅の新幹線ホームでは客の姿はまばらだった。JR西日本によると、山陽新幹線の博多行き「のぞみ5号」では新大阪駅発車時点での自由席乗車率は20%だった。
長崎県佐世保市に帰省する途中だった大阪市の会社員男性(40)は「いつもの帰省と違い、両親の顔を見るくらいにして、家でゆっくり過ごしたい」と話した。また、鹿児島市に向かう途中の大阪市の大学1年の男性(19)も「実家でステイホームを徹底したい」と語った。
日本道路交通情報センターによると、29日午後5時現在で府内の高速道で目立った渋滞はなかった。
一方、枚方市の農産物直売所「JA北河内ふれあいセンター」では、正月用の食材を買い求める人の姿も見られた。同センターでは入店人数を制限するなどして、感染対策を取った。
レンコンなどを購入した主婦(74)は「毎年花を買ってドライフラワーにしているが、今年もできてうれしい。健康であることに感謝したい」と話していた。
新型コロナウイルスの収束が見えぬまま2020年が暮れていく。実家を離れて暮らす大学生らは、例年なら家族や友人との再会を待ちわびている時期だが、今年は様相が違う。自治体などの呼びかけで帰省を自粛し一人で年越しをする学生のために、大学や自治体は食料配布などの支援に取り組む。専門家は「学生の孤立を防ぎ、精神面のケアも必要」と訴える。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20201230-OYO1T50013/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC217FK0R21C20A2000000
コロナ対策の社会的距離が認知症高齢者の孤立深める 症状の悪化も
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20201221-OYTET50013/
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この日の午前、JR新大阪駅の新幹線ホームでは客の姿はまばらだった。JR西日本によると、山陽新幹線の博多行き「のぞみ5号」では新大阪駅発車時点での自由席乗車率は20%だった。
長崎県佐世保市に帰省する途中だった大阪市の会社員男性(40)は「いつもの帰省と違い、両親の顔を見るくらいにして、家でゆっくり過ごしたい」と話した。また、鹿児島市に向かう途中の大阪市の大学1年の男性(19)も「実家でステイホームを徹底したい」と語った。
日本道路交通情報センターによると、29日午後5時現在で府内の高速道で目立った渋滞はなかった。
一方、枚方市の農産物直売所「JA北河内ふれあいセンター」では、正月用の食材を買い求める人の姿も見られた。同センターでは入店人数を制限するなどして、感染対策を取った。
レンコンなどを購入した主婦(74)は「毎年花を買ってドライフラワーにしているが、今年もできてうれしい。健康であることに感謝したい」と話していた。
新型コロナウイルスの収束が見えぬまま2020年が暮れていく。実家を離れて暮らす大学生らは、例年なら家族や友人との再会を待ちわびている時期だが、今年は様相が違う。自治体などの呼びかけで帰省を自粛し一人で年越しをする学生のために、大学や自治体は食料配布などの支援に取り組む。専門家は「学生の孤立を防ぎ、精神面のケアも必要」と訴える。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20201230-OYO1T50013/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOHC217FK0R21C20A2000000
コロナ対策の社会的距離が認知症高齢者の孤立深める 症状の悪化も
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20201221-OYTET50013/